小山亜由子の、明日は晴れるだろう。
小山亜由子が お仕事のことや 関係ないことや おもしろいことや つまらないことや あったことや なかったことを 書いたり 書かなかったりする    そんなブログでございます。
安楽病棟。
帚木蓬生(ははきぎほうせい)さんの 「安楽病棟」 読みました。
このまえ読んだ 「閉鎖病棟」 がとてもおもしろく また
あたたかくて読後感がよかったので またそのようなヒューマンドラマが読みたい。と思いまして。

帚木蓬生さんは、精神科医でもあるそうで 
医療現場の現実が とても自然に 愛のある立場から描写されております。

んで
今回の「安楽病棟」は
痴呆患者のケアをする病棟が舞台のミステリー となっておりまして。
へえー ミステリーなんだ。
だが 分厚い文庫 半分ほど読んで これ 本当にミステリーなのか??
首をひねりました。

前半は 登場する痴呆患者の それぞれの自己紹介があり
後半は その患者たちの世話をする看護師が その日常を日記のように吐露してゆく

痴呆患者の介護・看護、終末医療の現状と問題 生きること 生かすことの意味
重いテーマ 重すぎて私たちが考えたくないテーマ 
でも 日本という国がいやおうなしに直面しているテーマ を 目の前につきつけられました。

うーん。
だが現場では のんびりと考えている間などなく毎日が過ぎてゆく。
患者は十人十色 病状は一進一退 ちいさな喜びもあり 突然の死もある。

てなかんじで
読むうちに もうこれはミステリーじゃないなと。
ミステリーと思っていたのは私の思い違いだと。
問題提起のためのノンフィクション風小説なんだと割り切り。

割り切り 読んでいたら最後の最後で。 
あっ
と言ったよ。

… 
そうだよねー。
これを読んだほかのひとは みんなわかってたよねー。
 
ミステリーだったよ。

映画 「ファイトクラブ」 みたときも。 「シックスセンス」 みたときも。 最後
あっ 
って言ったもんなー、私。

先を読むのができないって 結構たのしめるから 自分では好きだけどね。
【2008/05/22 04:02】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント

また読ませて頂きま〜す
【2008/05/23 10:56】 URL | うえさま #-[ 編集]

うえさま
重〜いよ。
【2008/05/23 17:20】 URL | あゆこう #-[ 編集]
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